日々の制作と家族のこと。

バラバラな家族との日常と自分の制作の事

漆の器を好きになった理由は、、、優しい思いやり。。

こんばんは。

私のお仕事は、普段のものとそれ以外のものがあります。

ですから、突然何かが舞い込んでくると、

あたふたします。

実は昨日からアタフタしています。

このアタフタを念頭に置いて準備をしておけばよいのです。

それはわかっているのですが、

そうもいかず、、アタフタ。

 

そんな中ですが、、、

 

漆作家

田中早苗ちゃんの個展に行ってきました。

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場所は↓

ART WORK STUDIO AN - 概要

 

田中早苗ちゃんは随分と若いころからの知り合いで、

Happaでも展示をしてくれていたことがありました。

今は時折金継ぎ教室に通っています。 

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うちにつれて帰ってきたのが、

この豆皿。

吹き出しみたいでかわいいでしょう。

 

私は、、、もともと器が好きです。

そんなに数は持っていません。

でも、ひとつづつ集めたその器は、

それこそ金継ぎをしながら大事に大事に使っています。

 

陶器の方が多かった器ですが、、、

ある時から漆の器を使い始めました。

 

それは、、、Happaに漆の大きなお椀を探しに来られた方がいらっしゃいました。

その方はどんぶりぐらいの大きなお椀が欲しいと言われ

それは病気で腕力、握力が弱くなったご主人が

大好きなうどんをできる限り自分で食べれるようにとのことでした。

 

漆の器は器としては高価です。

ごはんを普通に食べる大きさのものでも10倍ぐらいのお値段がするかもしれません。

でも、まず軽く、口当たりもよく、そして熱さが手に伝わりにくい。

そして、作家さんが手掛けるほとんどのものは、

作った作家さんにお願いすれば、とても安価に修繕が聞きます。。

 

私は、おっちょこちょいで雑なので、

何回か落として木地にひびを入れたこともあります。

陶器でしたら、もうあきらめなくてはいけないレベル。

でも、漆の椀は、いつも新品になって返ってきます。

 

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そうそう、、向こう側の朱の椀は、

娘がおなかの中にいたときに、100日から使えるように用意したものです。

これも田中早苗ちゃんの(当時は、、、、旧姓だったかも)

子供用に、黒漆で模様が施されていましたが、

随分と朱が擦り切れて下に塗ってある黒地が見えてきました。

それで、塗りなおしてもらって、今は色々に使っています。

そうそう、、時折、、、ご飯控えめにしようと思ったときには

飯椀にもなります(笑)

 

最近は、他にもう一人決まった作家さんの器を使っていますが、

それも随分擦れてきて、、、でもそれそれでいい風合いになっているので

そのまま使っています。

 

さぁ、、、いつも、

合間にちょっと書く私の拙いブログをお読みいただきありがとうございます。

お仕事の事は、なかなか、、

タイミングもありお話しすることを逃してしまいがちですが、、、

これから又ちょっと明日締め切りのお仕事します。

 

そのうち、、、ゆっくりお話しできたら良いかなと思います。

 

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