日々の制作と家族のこと。

バラバラな家族との日常と自分の制作の事

あなたは文字を書く事で何を伝えたいですか?

こんばんは。

 

昨日は、薪割りが突然始まりました。

今日、家では突然栗拾いが始まりました。

これも突然。

そして、、気が付けば銀杏の実が落ちていたので、、、

明日の朝はアトリエに出かける前に銀杏拾い。。。になると思います。

田舎の暮らしは季節に合わせてやらなくてはいけないことがあります。

いろいろお話ししたいことが日々山積みなのですが、、、

こんばんは昨日の書道の時間の事。

 

昨日のアトリエでの書の時間は

みつき君と大人の方のお二人でした。

みつき君はアトリエにやってきたら、

辞書を見ながら書く文字を探します。

今回は。。。最初は「手」

でも、何かしっくりいかなかったのか、、、

次に亀を書きだしました。

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向こうが「手」、手前が「亀」どちらも漢字。

え?これ?

と思われると思いますが、「手」と「亀」です。

今は一般的に楷書という書体で書く文字が

美しい文字とされています。

でも文字は、、

図のような絵のような象形文字から始まって、

時代によって変化してきました。

 

私のところに来てくれる子供たちは、

特別支援学校に通う子たち。

彼らは身体にそれぞれの事情があります。

 

楷書は、普通に右手で筆をもって書けば、

形どりやすい文字。

習字の基本です。、

 

けれど私のところに来てくれる

身体に事情を持っている子供たちにとって、

基本と言われる当り前のことが

とても困難だったりします。

 

その事もあり

私のところでは、書体を限定せずに

彼らが書きたい字形のものを

辞書から選んで書いてもらっています。

 

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その時々で使う筆も変えてみたり。。。

ちょっと筆を変えて書いてみましたが、、、

「亀」ののったりした感じが出ないなぁ。。、。とか。

そんなことを考えながら。

 

風という字も、

台風のような強い風か、

そよ風のような優しい風かによって

違いますね。

 

私は、美しい文字を書く事も大切だけれど、

その文字で何を伝えたいか

それが大切だと考えています。

 

時折、短冊や色紙に書いてもらうことがあります。

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短冊は大人の方が「遊」とみつき君は「亀」と書きました。

こんな感じ、、

これにおうちに帰ってからお名前のハンコをお押せば

立派な作品。

アートとしてお部屋に飾って楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

 

私のところでは、こんな感じで書を楽しんでいただいています。

 

 

今日もご訪問いただき、

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

おかげさまで毎日楽しく書かせていただいています。

 

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